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新規事業開発のリアルな体験記が書かれたnote記事、集めました!

QUMZINEをご愛読いただいている方は、きっと新規事業に関して多少なりとも興味があるはず。今回は、note上にある新規事業に挑戦した方の体験記を集めてみました。どの記事も新規事業に関するリアルな体験談で、ドラマにあふれており、読み応えありますよ!(文/QUMZINE編集部、永井公成)

カカクコムで新規事業に挑戦し「mybest」創業まで

まずご紹介するのは、様々な商品を専門家がおススメしてくれるサイト「mybest」創業者の吉川さんのnote記事。証券会社に新卒入社した後、カカクコムの新規事業準備室に転職、その後起業して「mybest」を立ち上げるまでのいきさつがまとめられています。「100円のアイスコーヒーばかり飲んでいた」など、臨場感あふれる描写でリアリティを感じました。

立ち上げの8か月後には業界シェア80%を獲得した新規事業のはじまり

構想から半年で法人化、8ヶ月でエクステリア業界でのシェア80%を達成し、初月からいきなり6000万円ほどの売上を上げた「建材サーチ」というサービス。BLUEPRINTのCBO鶴岡さんは建材メーカーの課題を聞いて、2000ページある紙の商品カタログを一つのプラットフォームにまとめたサービスを思いつきました。業界構造を分析して実際にサービスを導入してもらうための戦略も鮮やかで読みごたえありです。

約4年で事業規模が約20倍になった新規事業が途中で乗り越えた2つの失敗

スマホケースの販売で知られるHameeが新規事業として自治体のふるさと納税をサポートするサービスを作りました。山川さんがその過程で体験した2つの失敗と、その原因を突き止め社内MVPとして表彰されるまでについての記事がこちらです。失敗について語る記事は少ないので、その解決のための目線を含め勉強になりますね。

顧客の声を聴き、新サービスから新規事業の立ち上げへ

マクロミルで「ライフサイエンス事業」を立ち上げた吉田さんのインタビュー記事。ご自身の管轄チームの実績の伸長がとまり、昨年を割るようになったことで、徹底してお客様の声を聴くことに取り組んだといいます。その結果、新しいサービスが生まれ、新規事業立ち上げに至りました。結果的に、新規事業を立ち上げることを目的としていたのではなく、顧客のニーズにこたえようと無心に取り組んだことが成功につながったと語ります。カスタマーオブセッションの重要性を語る良い事例ですね。

新規事業立ち上げ体験記、あんまりないな…?

今回は、新規事業の立ち上げを行った人がnoteにご自身の体験を記録したものから4つ、選ばせていただきました。新規事業関連のキーワードでnoteを検索すると、新規事業立ち上げに関するノウハウ記事が多く出てきて、具体的な体験記と呼べるようなものはあまり多くないことに気が付きました。今回ご紹介した4つの記事はどれもご自身で体験したからこそ語れる内容で、ドラマに満ちていると感じます。もし、読者の方で新規事業の立ち上げをする機会がありましたら是非その体験記をnoteで書いてみてください!

QUMZINEでも新規事業立ち上げ体験記を紹介しています

最後に、QUMZINEに掲載している新規事業立ち上げに関する記事をご紹介します。

50代で新規事業開発!トゥッティ細川晃良さんはなぜ今クラシック音楽の動画配信で起業したのか?

トゥッティ・ミュージック・エンターテインメントの代表取締役・細川晃良さんのインタビュー記事。スカパーJSATから“出向起業”という社内ベンチャー制度を活用し、50代で新規事業を立ち上げられました。これまでのキャリアにおいて数々の新規事業開発を経験されてきた細川さんが、なぜあえて“今”新たな挑戦に立ち向かおうとするのか?そこに至るまでの苦労やこれから目指すもの、事業開発の中で今感じていることについてお話を伺いました。


事業立ち上げの達人たちが語る新規事業の実践論〜『リーンマネジメントの教科書』を紐解く〜

2022年5月に発売された、新規事業や事業変革を推進する上での障害となる「不幸な光景」「大企業あるある」を解決するマネジメント手法の解説書『リーンマネジメントの教科書 あなたのチームがスタートアップのように生まれ変わる』
本書の著者である細野 真悟 氏(ローンディール最高戦略責任者/ビジネスデザイナー)そして、國友 尚 氏(アソビジョン株式会社 代表取締役)と宮内 俊樹(フィラメントCCO/ディップ株式会社・ディップ総合研究所所長/I-レジリエンスエバンジェリスト)が新規事業の実践論について語り合った鼎談記事です。事業立ち上げの経験を持つ3人だからこその新規事業あるあるトークをお楽しみください。


通信技術エンジニアだったAIoTクラウド廣澤慶二さんが事業開発をするために得た2つのものとは

こちらはCNET Japanで連載中の『事業開発の達人たち』の連載記事スピンオフです。連載記事では、廣澤さんが新規事業をやりたいと考え、社内研修で手作りのモックを持って役員に直談判して異動を叶えた経緯や新規事業開発に取り組む方へのアドバイスを伺っています。

QUMZINEのスピンオフ記事ではCNET Japanの記事には収まりきらなかった廣澤さんの自己開発や学生時代のルーツについてご紹介しています。



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