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トヨタ社内で6000人に迫るDXコミュニティが生まれたきっかけは『組織のネコ』!? 〜「パワプラのトラ」コミュニティイベントレポート〜

「がくちょ」こと楽天大学学長・仲山進也さんの著書『「組織のネコ」という働き方 「組織のイヌ」に違和感がある人のための、成果を出し続けるヒント』にインスパイアされたコミュニティがトヨタ社内で立ち上がりました。2020年7月に活動を始め、既に約6000人の参加者が集うコミュニティは社内から社外へと活動範囲を広げています。その名も「パワプラのトラ」。このネーミングは『組織のネコ』に登場するトラをフィーチャーしたものです。
今回は「パワプラのトラ」のクローズドなコミュニティイベントに『組織のネコ』の著者である仲山進也さんとフィラメントCEO角勝がお邪魔して、トヨタ自動車 デジタル変革推進室 永田賢二さんとコミュニティメンバーのみなさんにお話を伺いました。(文/QUMZINE編集部、土肥紗綾)

トヨタ内の6000人に迫るコミュニティとは

永田:永田賢二と申します。トヨタ自動車で社内DXを推進するデジタル変革推進室という部署に所属しています。2021年1月にできたデジタル変革推進室が社内公募で人を集めてまして、それに応募して採用されました。
トヨタではDXに関する取り組みをいろいろ進めてまして、僕が所属しているデジタル変革推進室の立ち上げや各センター等にDXを推進する「DXリーダー」の配置、他にもインフラ強化や人材育成をしています。

今僕が仕事として取り組んでいるのが、「市民開発者」の拡大です。今までIT部門に依存していたIT化やデジタル化を自分たちの力でできる人たちを育てようというものなんです。IT部門とユーザーのあいだに市民開発者という中間層を設けることで、みんながハッピーになれるような形にしていきたいと思っています。

角:永田さん、今日はよろしくおねがいします!今おっしゃっていた「市民開発者」の取り組みについては具体的にどういうことをされているんでしょうか?

永田:具体的にはMicrosoftの「Power Platform」という低コストで簡単にアプリ開発ができるツールを使っていまして、その盛り上げをやってるのが社内の市民開発者のための技術コミュニティです。今、現状5800人ぐらい、もうすぐ6000人になるコミュニティになってます。

コミュニティ内ではPower Platformを使って作ったアプリを公開したり、アプリについて質問したり回答したりできる場所があります。それだけではなく、部署の垣根を越えて雑談ができる場所にもなっていますね。

角:6000人が参加するコミュニティってすごいですね。どうやって参加者が増えていったんですか?

永田:最初は身近な人たちに声をかけて、なかなか半年ぐらい盛り上がらない状態が続いてたんですけど、地道にやっていったら雪だるま式に増えていきました。
人数が増えるといろんな有益な情報が集まってくる。またそれで人が集まって……という具合に好循環がまわって人と情報が増えていきました。

角:なるほど。ちなみにコミュニティ自体はどうやって始まったんですか?

永田:2020年1月にMicrosoftのイベントに参加して、先ほど紹介したPower Platformと出会って、「あ、これ使える!」と思ったんです。そこから、個人で勉強を始めたりTeamsのコミュニティ立ち上げをしたりといろんな活動をしてきました。
そんな活動をはじめて半年後くらいに、新聞にノーコード/ローコードツールに関する記事が載っていたんです。その記事をカンパニー・プレジデントが見て、「こういうもの使えない?」って話をしていたので、「僕、前からそれやりたかったんです」と挙手をして活動が始まりました。

そこから情報システム部門やコミュニティ参加者の皆さんの協力もあって現在に至ります。これを社外に広げていこうと思っていて、2022年6月からは「パワプラ(Power Platform)のトラ」という名前で活動を始めていて。仲山さんの『組織のネコ』にかなり触発されているところがあるんです。

組織のネコ、組織のトラ

仲山:永田さんが『「組織のネコ」という働き方 「組織のイヌ」に違和感がある人のための、成果を出し続けるヒント』を読んで、どこが印象に残ったかを伺ってもいいですか?

永田:何回も読み返してるんですけど、他社の人と交流するところであったり、どうやれば面白がってもらえるかっていうのをメインで考えるというところが特に面白かったですね。
今のコミュニティで、「オモシロドリヴン」っていうフィロソフィーを掲げて活動しています。何かをする時に義務感や危機感で人を動かしても長続きしないなと思っているので、面白さを駆動力に心を動かして、行動していこうって感じですね。

この「面白さ」については、『組織のネコ』にも『今いるメンバーで「大金星」を挙げるチームの法則 『ジャイアントキリング』の流儀』にも書かれていて、すごく心に刺さったんです。面白さをどうやって実現してみんなに行動してもらえるかというのはすごく意識しています。

仲山:集まってくる人たちのネコ度合いやトラ度合いみたいなのはどうですか?

永田:こちらがパワプラのトラのトップページなんですけど……、

永田:右側の「自分に当てはまる動物をクリックしてね!」というところで自分がどれに当てはまるかを自己申告制でクリックしてもらっています。今、大体これぐらいの割合になってます。

角:自分でクリックするんだ。なるほど。

仲山:右上のトラが多いですね。

永田:多いですね。割とトラ・ネコタイプの人が集まってくるかなと思ってます。

角:「パワプラのトラ」っていうコミュニティのタイトルでトラの人にとっての引きが強くなったとか、そんなのあるんですか?

永田:「パワプラのトラ」というネーミングは評判がいいです。分かりやすくて。

角:「『組織のネコ』というこの本に出てくるトラなんだよ」っていうのはページのどこかで説明されてるんですか?

永田:一応、ここにリンクを貼らせていただいてます。

画像下部の赤線部分に注目

角:仲山さん、これは嬉しいですね!

仲山:ありがたいですね。

角:ここで活動されてるのは、先程おっしゃっていた「市民開発者」ですよね?

永田:はい。「こういう形で活動していきましょう」みたいなガイドラインというか、「こういう心持ちでやっていきましょう」っていうのを社内情報システム部門の人とまとめています。

角:ほ〜。『組織のネコ』の文脈で言うならば、越境活動的なことが推奨されている感じですね。「部門を超えることが、いいよね」っていう雰囲気と言いますか。

永田:そうですね。元々がトヨタ社内でやってた活動をトヨタグループ全体に広げてこうっていう感じなんです。将来的には自動車産業550万人を目指していきたいなと思っています。

角:コミュニティの力を一つにするために、『組織のネコ』という本がだいぶシンボリックな役割を担っているという感じなんですね! 仲山さん、だいぶフィーチャーされてますけど、どうですか?これは作者冥利に尽きるんじゃないですか?

仲山:そうですね。すごいな〜!トラの人がこんなにいっぱいいるっていうのが、すごいですよね。

永田:はい。割と多めなんですよ。

会社同士ではなく個人同士の付き合いから広げていく

角:グループ会社とは言え、別会社からこれだけ参加者がやってくるっていうのはどうやったんですか?

永田:Microsoftさんに協力いただいてます。営業担当さんが各社についてるので、そこから声をかけさせていただいて「ちょっと面白いことやるから集まって」みたいな感じで。
社内のコミュニティが6000人ぐらい、社外向けの「パワプラのトラ」の参加者が1200人ぐらいです。

角:さっきの6000人ぐらいのやつとは別に、「パワプラのトラ」の参加者が別でそんなにいるってことなんですね!

永田:そうなんです。社内のコミュニティがうまくいったから次は社外にも広げていこうってことで、トラをフィーチャーして「パワプラのトラ」としてやらせていただいています。現在42社ぐらいにご参加いただいています。

角:直接じゃなくって、Microsoftの人を経由してっていう誘い方が面白いですね。

永田:会社と会社じゃなくて、個人同士の信頼関係を作っていくみたいなことをしたくって。トヨタ自動車から他社さんに声をかけるのではなく、Microsoftを経由することで個人同士の信頼関係を築きやすいかなと思ったんです。

角:グループ会社同士で話をしたら、会社対会社の関係に陥りやすいってことですよね。「パワプラのトラ」を作るのは結構大変だったんじゃないですか?

永田:うーん。それほど大変でもなかったかもしんないですね。

角:割とすんなりいってる感じですか?

永田:「パワプラのトラ」自体は6月に活動を開始して、出来立てホヤホヤぐらいなんです。

仲山:開始2カ月ぐらいってことですね。

角:実際、市民開発者を作るという動きは始まっていて、LIXILがやっていたりしますね。「ちょっとしたアプリとかはどんどん作っていきましょう」という感じでノーコードのツールを作っていくみたいな。
トヨタ社内での活動の目的が市民開発者を作るということであれば、その成果も上がってきているんでしょうか?

永田:そうですね。うちの社内も既に何千件か市民開発で作られたアプリは存在しています。ちょっと勉強会に参加して作ったものも含まれてるので、これが全部が全部使われてるわけではないと思うんですけども、割と盛り上がってます。

角:これすごいですよ。いわゆるデジタルの民主化ですよね。ロジカルに考えられる人だったら、ノーコードやローコードのツールを使って、エクセルの関数を覚えるみたいな感じで作れるということですよね。
どんどん作っていくことで、自分の半径5mが楽になっていくみたいな、そういうことですね?
そして、そういう人が社内に満遍なくいたら社会全体が楽になるよねってことですよね?

永田:おっしゃる通りです。まさに『組織のネコ』に書いてあった「身近な人をまず幸せにしていこう」みたいな感じです。そういう人たちを増やす活動をしていくのが僕の役割だと思ってます。

新しいことをするときには焚き火の法則!?

角:永田さんがコミュニティ活動する中で「仲山さんにこれちょっとお聞きしてみたいな」とかありますか?

永田:『組織のネコ』でトラの話を読むと、社外の人とうまいことコミュニケーションをするという事例が結構あるんですよね。そういう人になるために何かヒントがあったら教えてほしいですね。

仲山:まず前提として、この本を出版した後に、「イヌが駄目で、ネコが良いってことですか?」と受け取られることが結構あったんです。本には書いてない説明なのですが、「イヌが駄目でネコが良いのではありません。すこやかなイヌと健やかなネコが良くて、こじらせたイヌとこじらせたネコが駄目です」という言い方をするようにしています。
社外の人とコラボするときは、お互いが「すこやか」であることが大事かなと。

角:なるほどなるほど。コミュニティメンバーの皆さんからの質問もいってみましょう。
「トラの皆さんは新しいことを始めるときに、どうやって共感を増やされていますか?」と質問をいただいていますね。もう少し詳しく伺ってみましょう。

質問者さん:現在、新しいツールを使って仕事をしようという取り組みを広めていきたいなと思ってやり始めています。興味がある人や積極的な人はすぐ集まってきてくれて事が進んでいくんですけど、ある一定のレベルまで行くと前向きな人ばっかりではないっていうところがあってですね……。
そういったときに『組織のネコ』では、トラの人は共感を上手に作って仕事を進められてるなっていう事例がいくつか書いてあるなと思いまして。トラの人はどういう工夫をされてる方が多いのかお伺いできると嬉しいです。

仲山:僕のおすすめは、「遊んでくれる人と遊ぶ」ですね。僕が考えてる「焚き火の法則」っていうのがありまして、焚き火でうまくいかないようなことはやらないということなんですけど。たとえば、焚き火をやるときって湿った薪を投入しないですよね?

湿った薪にこっちから近寄っていっても、向こうが全然燃えてくれない。またはくすぶっちゃう。ある人から「うちの会社の中央にいる大きい薪ほど湿ってるどころか、ずぶ濡れなんですけどどうしたらいいですか?」と聞かれたので、「その人の視野の範囲外の組織の際(きわ)で、まずは火を起こすことが大事かと思います」みたいな話をしたことがあります。

角:うんうん。

仲山:そうやって焚き火を楽しんでいると、だんだん火が大きくなってきますよね。ちなみに、焚き火をやるとき、湿った薪ってどこに置きますか?

質問者さん:湿った薪ですか?端っこの方に避けておきますかね。風通しのいいところかなんかに置いといて、そのうち使えるようになるかなみたいな。

仲山:火の近くに持ってくるほうが早く乾きますよね。つまり、熱を伝える活動をするのが大事かなと思います。

質問者さん:そういうことですね。

仲山:活動してる内容を周囲に発信し続けておくと、その熱を受け取って、湿ってたのが乾いた状態になる人がそのうち現れてきます。そうすると、「一緒に遊ぼう」って言ったときに遊んでくれるようになる。

質問者さん:なるほど。まず自分たちが楽しんで、楽しんでくれる人たちをたくさん集めて、「楽しいよ」っていうのを見せてるとそのうち……ってことですかね。なるほど。いきなりちょっと踏み込み過ぎるときがあるんで、すごく参考になりました。ありがとうございます。

仲山:イヌの人は「許可を得ないと火を燃やしちゃいけないのではないか」って思いがちです。なので、「ネコが焚き火してるけど怒られないな。だったら加わってもよさそう」というスタンスではないかと思うので(笑)。

角:自分が出せるエネルギーも限られてますからね。絶対、火がつかないところにアプローチし続けるとちょっと疲れてきちゃうみたいなところがあるんですよね。

仲山:ありますね。着火するまえに力尽きちゃう。

角:あると思います。なので、燃えるところが手近な労力が掛からないところからやるみたいなやつはやっぱり大事なことでしょうね。大事なことというか、「最初はそれしかないよね」みたいな感じなんじゃないですかね。

仲山:最初は着火材から燃やし始めて、だんだん火が大きくなって「あの火はいいじゃないか」ということになると、急に人が集まってき始めるので。

角:分かり合えないのが普通で、その上で「自分が正しくて相手が間違ってる」じゃなくって、「自分も間違ってるかもしれないし、相手も正しいかもしれない」っていう気持ちで常に接することが大事ですよね。

*「焚き火の法則」についてもっと詳しく知りたい人はこちらの記事もおすすめ
楽天大学仲山氏×トライバルメディアハウス池田氏が語る、熱狂社員を育む「チームビルディング」の秘訣

パワプラのトラへのエール

仲山:「パワプラのトラ」のコミュニティは、参加メンバーが基本的にグループ会社の方々ということでしたが、グループ外の会社の人たちとも繋がって広がっていくと面白そうだなと思いながら伺っていました。

永田:『組織のネコ』という本から仕事のあり方、やり方、考え方をすごい吸収させていただいてるので、この本からたくさんエールをいただいています。今日はまず感謝をお伝えできればと思っていました!

仲山:ありがとうございます。

角:いいなあ。本を読んで、エールを受け取って、こうして時間を取ってくれててね、すごい嬉しいですよね。

仲山:ありがたいですね。

角:いや〜いいですね。そろそろ締めていきたいと思いますけれども、仲山さんから何か最後に一言お願いしていいですか?

仲山:焚き火に「私も入れて」と人が集まってくる流れができてきていると思います。薪が増えてくると風の通り道が大事になるので、コミュニティ内での風通し良いコミュニケーションをお楽しみいただくのが良いかと思います。
それにしても、僕自身、6000人のコミュニティとかやったことないので既にすごいですよねえ。

角:そうですよね。6000人集めようと思っても難しいのに今、まださらに増えてるんですよね?

永田:はい。特に社外の方に参加していただいてる「パワプラのトラ」、6月に発足したばっかりで今1200人なんで、これからもっと増やしていきたいなって思ってます。本当、皆さんに感謝です。

角:市民開発者という言葉からも「みんなに参加してほしい」っていう思いがすごく伝わりましたし、そしてお人柄もあると思うんですけど、楽しそうにされているからそこに人が集まってくる。先ほど仲山さんがおっしゃってた焚き火ですよね。焚き火が赤々と燃えていて、楽しそうな人たちがその焚き火の周りにいるから、また人がどんどん集まってくるっていうのが輪を広げているやっぱ一番大きな要因でしょうね。

永田:そうですね。本当に好循環ですよね。楽しそうにやってて盛り上がってると、やっぱりそこに人が集まってくるんですね。
僕、『組織のネコ』にすごく感銘を受けて、今の活動にすごい役に立っています。とても感謝しています。

仲山:お気持ち、受け取りました。ありがとうございます!

角:ありがとうございました。永田さんの感謝のお気持ちも受け取りつつ、社内コミュニティやパワプラのトラの状況や活動についてお聞きして、大変我々も勉強になる場でしたね。永田さん、仲山さん、本当にありがとうございました!


【プロフィール】

永田 賢二(ながた けんじ)
トヨタ自動車 デジタル変革推進室


'20年1月 Microsoft Ignite 大阪会場で見た Power Platform に衝撃を受け、トヨタ社内での普及活動を自発的に開始。一人で立ち上げた社内技術コミュニティの参加者は現在 6千人におよび、市民開発の大きな波を生んでいる。'22年6月にはトヨタグループ向けコミュニティ「パワプラのトラ」を立ち上げて活動を拡大(42社、1,300人以上が参加)。「オモシロドリヴン」というフィロソフィーを行動の軸に、デジタル変革を楽しく進める活動を行う。日本マイクロソフトが主催する「DXユーザ会」の会長も務める。

仲山 進也(なかやま しんや)
仲山考材株式会社 代表取締役
楽天グループ株式会社 楽天大学学長

慶應義塾大学法学部法律学科卒業。シャープ株式会社を経て、創業期(社員約20 名)の楽天株式会社に入社。2000年に楽天市場出店者の学び合いの場「楽天大学」を設立、人にフォーカスした本質的・普遍的な商売のフレームワークを伝えつつ、出店者コミュニティの醸成を手がける。
2004 年には「ヴィッセル神戸」公式ネットショップを立ち上げ、ファンとの交流を促進するスタイルでグッズ売上げを倍増。
2007年に楽天で唯一のフェロー風正社員(兼業自由・勤怠自由の正社員)となり、2008年には自らの会社である仲山考材株式会社を設立、オンラインコミュニティ型の学習プログラムを提供する。
2016〜2017年にかけて「横浜F・マリノス」とプロ契約、コーチ向け・ジュニアユース向けの育成プログラムを実施。
20年にわたって数万社の中小・ベンチャー企業を見続け支援しながら、消耗戦に陥らない経営、共創マーケティング、指示命令のない自律自走型の組織文化・チームづくり、長続きするコミュニティづくり、人が育ちやすい環境のつくり方、夢中で仕事を遊ぶような働き方を探究している。
「子どもが憧れる、夢中で仕事する大人」を増やすことがミッション。「仕事を遊ぼう」がモットー。

著書
『アオアシに学ぶ「考える葦」の育ち方』
『「組織のネコ」という働き方』
『サッカーとビジネスのプロが明かす育成の本質』
『まんがでわかるECビジネス』
『組織にいながら、自由に働く。』
『あの会社はなぜ「違い」を生み出し続けられるのか』
『あのお店はなぜ消耗戦を抜け出せたのか』
『今いるメンバーで「大金星」を挙げるチームの法則』
『「ビジネス頭」の磨き方』
『楽天市場公式 ネットショップの教科書』

(これまで仲山さんにご登場いただいたQUMZINEインタビューはこちら)


角 勝(すみ まさる)
フィラメント CEO

新規事業開発支援のスペシャリストとして、上場企業を主要顧客に、前職の大阪市職員時代から培った様々な産業を横断する知見と人脈を武器に、事業アイデア創出から事業化までを一気通貫でサポートしている。オンラインとオフラインを問わず、共創型ワークショップや共創スペースの設計・運用にも実績を有する。経産省の人材育成事業「始動」のメンターも務めるなど、関わった人の「行動の起点をつくる」ことを意識して活動している。CNET JAPANにて「新規事業開発の達人たち」「コロナ禍で生き残るためのテレコラボ戦略」連載中。1972年生まれ。関西学院大学文学部卒。

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