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最大の財産は「人」。企業変革の伴走者フィラメントの一風変わったボーナス制度とは?

QUMZINEを運営している株式会社フィラメント。2024年4月9日に創業9周年を迎えましたが、その過程では社内制度が拡充されていきました。その中でも、2022年からはじまった「収益分配プラン」は、他社にはない珍しいボーナスのつき方と言えそうです。本記事では簡単にこの制度を解説します。

2022年12月9日。フィラメントでは半期に一度の社員集会が行われ、「分配プラン」についての説明がありました。

経営陣の話によれば、2022年度はコロナ禍の影響も乗り越え、売上高・利益ともに過去最高を記録。内部留保も貯まってきたため、余剰資金を何に使えば自社の企業価値を高められるのか思案したとのことです。

ChatGPTによるフィラメントの社員集会のイメージ図。実際はもっと人数が少ない。

その結果決まった、フィラメントの新しい方針は以下のようなものでした。
「フィラメントの最大の財産は人。だから人に投資する。」
そこで、「収益分配プラン」が始まりました。

「収益分配プラン」は、その年の余剰資金を算出して3分割し、給与の金額に応じて、3年かけて賞与として社員に支給するというもの。

具体的には、制度を開始した1年目は、その年の余剰資金の3分の1で賞与は「1階建て」。2年目は昨年と今年の余剰資金の3分の1で賞与は「2階建て」。3年目以降は一昨年と去年と今年の余剰資金の3分の1で賞与は「3階建て」となります。


なお、100%確実に毎年過去の余剰資金からの賞与がもらえるわけではないそう。
例えば、

・将来のために多額の資金が必要となり、余剰資金の一部から投資する
・事業内容が変化し、より多くの内部留保が必要になる など

の場合は減額となり、

・大幅に赤字になり、余剰資金をすべて運転資金にする必要があった
・退職した など

の場合は、無くなることもあります。
なぜ、その年の余剰資金を3回に分けて3分の1ずつ配るかというと、

コロナ禍で大きく社会環境が変わったように、先が読みづらくリスクヘッジが必要

一年にまとめると経営状況によって大幅に年収が増えたり減ったりしかねず、管理や税金が大変

フィラメントの企業文化を体現できる人により長く定着して働いて欲しいから

といった理由があるそうです。

単純に賞与が「基本給の〇ヶ月分」で算出されるのではなく、業績に由来する余剰資金から算出して配られるのが面白いですね。
自社の成長が直接社員の利益となる形をとることで、社員が企業の成長に対してより一層の関心を持ち、社員のモチベーションも自然と向上して、貢献することを促しそうです。

ちなみに社員からは、手取りが増えたことで、面白がり力をさらに発揮する余裕ができ、NISAなど興味はあれどこれまでに挑戦してこなかったことを行ったり、旅行に行くことで見聞を広め、秘書業務をする上で考慮すべき移動時のバッファを身をもって体験して仕事に活かしたりと、生活や仕事の質が向上したとの声が得られています。

そんなフィラメントですが、現在「プロジェクトを実際に動かす係」こと、プロジェクトマネージャー職を募集中です。常勤社員になって、この収益分配プランを享受しましょう!
フィラメントにおける「プロジェクトマネージャー」がどんな仕事かについては、以下の記事を参照ください。


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