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『ルパン三世』や『北斗の拳』が大阪・京橋のまちに現れる! 〜AR技術を活用した実証実験「京橋まちなかARミュージアム」〜

ビジネス街と繁華街が融合した大阪を代表するディープな下町、京橋。関西に住む多くの人々が、通勤、乗り換え、飲み会など日々さまざまな理由で訪れる京橋に2023年2月7日(水)〜3月27日(月)まで「京橋まちなかARミュージアム」が登場します。
作品が掲示されるのは建物の中ではなく京阪電車「京橋駅」周辺。スマートフォンをかざすと、京橋のまちなかに人気アニメ&漫画作品『ルパン三世VSキャッツ・アイ』『終末のワルキューレ』『北斗の拳』が現れます!

本企画は、NTT西日本のオープンイノベーション施設「QUINTBRIDGE(クイントブリッジ)」で実施している未来共創プログラム『Future-Build』の実証実験の一環として展開されています。京阪HD、京阪電気鉄道、京阪エージェンシーの3社が、NTT西日本および同プログラムの採択パートナーであるビーブリッジと協力し、“AR×アート”による新たな顧客体験を通じたまちの「賑わい・人流創出」について検証を行います。(文・写真/QUMZINE編集部・土肥紗綾)


京橋のまちなかでスマートフォン越しに「AR×アート」を楽しみたい!

「AR×アート」を楽しめると聞きつけ、QUMZINE編集部は早速、京阪「京橋」駅へと向かいます。
今回は『coconey(ココニー)』というスマートフォンアプリが必要になるので、現地到着までにあらかじめアプリをダウンロードして、簡単なアカウント登録を済ませておきました。

ちなみに、ARとは「Augmented Reality(アグメンティッド・リアリティ)」の頭文字をとったもの。拡張現実、つまり、「現実世界を仮想的に読み取る技術」のことです。
今回の場合は、スマートフォン越しに見える景色にデジタル情報(アート)を付与することで、新しい表現が可能となっています。・・・とは言ってもなかなか想像しにくいものですよね。百聞は一見にしかず。実際に体験してみましょう。

ビジネス街と繁華街が融合したディープな京橋に到着!

京橋は京阪電鉄・JR・大阪メトロが交差しています。京阪電鉄とJRをつなぐ広場に降り立つとまず目に入るのは・・・、グランシャトー!

70年代から京橋のランドマークとして知られる大人の総合レジャービルで、関西出身のフィラメントメンバー曰く「昔はグランシャトーのCMも流れてましたよ!」とのことです。みなさんはご存知でしょうか?下から見上げるとこんな感じです。

が、今回はディープなグランシャトーではなく…本来の目的地である京阪「京橋」駅に戻り、先程ダウンロードしたアプリを開きます。
アプリが立ち上がったら「京橋」で検索をしましょう。

検索結果から「京橋まちなかミュージアム」をクリックすると、展示スポットが表示されます。展示スポットでアプリをひらくと「スペシャルコンテンツを楽しむ」というボタンが出てくるのでタップすると、カメラモードに切り替わります。

スマートフォンをかざして京阪「京橋」駅を見てみると・・・

見慣れた方にとってはいつもの京阪「京橋」駅ですが、スマートフォンをかざすと・・・、

『ルパン三世』のキャラクターが!
肉眼で見るのとは異なり、スマートフォンの画面越しに見ると、ルパンや次元や五ェ門、そして不二子ちゃ~んが見えるのがわかりますね。画面内の画像はこんな感じで表示されています。
ちゃんと文字の両サイド、柱の中央に配置されているのがわかりますね。

近づいてみてもしっかり壁に沿ってルパンが投影されています。

二人で協力すれば、キャラクターと2ショットも撮影できます。
「もう少し右!やっぱりもう少し左!!」とアドバイスがなかなか難しかったですが、ぜひぜひトライしてみてください。

NTT西日本 本社ビルはさらにダイナミックな○○が!

続いて、京橋駅から徒歩10分のところに位置するNTT西日本本社ビルへ。
アプリには地図も内蔵されているので、迷うことなく到着できました。

普段なら、看板を見て通り過ぎるだけの入り口も・・・、

スマートフォンをかざすと『北斗の拳』が出てくるとなれば、思わず立ち止まってしまいます。写真右上にモノクロの画像が見切れているのですが、こちらはビルの壁全体を使った非常にダイナミックなイラストでした。これはぜひとも実際に現地まで行って見上げてみてほしいです。

こちらのスマートフォン画面の左上にもそのダイナミックなイラストが

NTT西日本 本社ビルのあとにテレワークができるおすすめスポット

NTT西日本 本社ビルにはオープンイノベーションの推進と市場全体の活性化に貢献するために開設された共創空間「QUINTBRIDGE(クイントブリッジ)」があります。

開業9カ月で利用者数5万人突破したQUINTBRIDGEは会員登録を行いQBメンバーとなることで、コワーキングスペースを利用することができます。「AR×アート」を楽しんだあとは、QUINTBRIDGEでテレワークをするというプランはいかがでしょうか?

QUINTBRIDGEのオープニングイベントのパネルディスカッションレポートも合わせてお読みください。

また、QUMZINEを運営しているフィラメントはNTT西日本の新規事業を伴走支援しています。QUINTBRIDGEが実施するスタートアップとの未来共創プログラム『Future-Build』の様子についてもこちらの記事でご紹介しています。

期間中、どんどん進化していく実証実験「京橋まちなかARミュージアム」

2月7日現在、展示されている人気アニメ&漫画作品(Amazon Original『ルパン三世VSキャッツ・アイ』、アニメ『終末のワルキューレⅡ』、漫画『北斗の拳』)のほか、今後は大阪中之島美術館にて開催中の『大阪の日本画』、今後開催予定の『佐伯祐三-自画像としての風景』『デザインに恋したアート♡ アートに嫉妬したデザイン』の各展覧会出展作品等のアート作品、一般公募によるアート作品が掲示されていきます。
また、一般公募によるアート作品や株式会社伊藤園による自動販売機と連動した動画コンテンツなど、70以上の作品展開も予定されていて、京橋に行くたびにスマートフォン越しに景色が変わっていくことを楽しむことができます。

京橋に行った際は、「coconey」アプリをダウンロードして、京橋のまちあるきを楽しんでみてください。画面越しに、今まで見たことのない新しい京橋が広がっているはずです!


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