求人サイトを使わずに成功!!noteと自社サイトで挑戦した初のオープン採用
求人サイトを使わずに採用活動をやってみた
フィラメントでは、社内新規事業の支援を目的としたプロジェクトを複数展開していますが、それらのプロジェクトにおいて、クライアント(大企業、メンター)との問い合わせ窓口、イベントの企画・運営、プロジェクトの進捗サポートを担当するプロジェクトマネージャー/コーディネーター職を募集することになりました。
一般的に、企業が採用活動を行う際には、求人サイトに情報を掲載し、そのサイト経由で採用プロセスを進めていくことが多いです。しかし今回は採用予定人数が1名でしたので、求人サイトを使わずに、既存のツールを活用して採用活動を進めることになりました。本記事では、何を用意してどのように進めていったのかをご紹介します!
採用のためにやったことは?
noteに仕事のイメージがつかめる記事を投稿
今回募集したのは、社内外のメンターとクライアントを結び付け、プロジェクトを実際に動かすプロジェクトマネージャー(PM)。縁の下の力持ち的な役目でもあり、なかなか社外の人には実際の仕事のイメージがつきにくいと思われます。そこで、まずはご応募いただく方が取り組む仕事のイメージをつかんでいただくために、社員にヒヤリングを行い、仕事上の動きを理解できる記事をnote(フィラメントの公式note『QUMZINE』)に投稿しました。PMの具体的な仕事の内容や意識していること、必要だと思われるスキル、1週間のモデルスケジュール、仕事におけるやりがいなども掲載しました。
コーポレートサイト内に求人情報ページを設置
続いて、自社のコーポレートサイトに新たに採用ページを作成し、求人情報を掲載しました。仕事の内容や魅力、雇用条件など一般的な求人情報を詳しく記載しています。(実は、これまでフィラメントのコーポレートサイトには「Recruit」というページが存在しなかったのです)
求人情報のページには、noteで作成した「PMの仕事のイメージがつかめる記事」へのリンクも掲載し、求人情報だけではカバーしきれない部分を補完しました。
コーポレートサイト内に応募フォームを設置
求人情報ページ下部には応募フォームを設置。実際に求人に応募するために、面接もしくはカジュアル面談を申し込む際はこちらから応募できるようにしました。
トップページに目立つバナーを設置
コーポレートサイトのトップページに目を引くバナーを用意して貼り付け、注目を集めるようにしました。
各SNSで積極的にシェア
より多くの人に見てもらうために、前述のnote記事やコーポレートサイトの求人情報ページを会社や社員のFacebookやXのアカウントでシェア。複数のページの用意×複数種類のSNS×複数の社員の掛け算で積極的にシェアしていきました。
面接はZoomで実施
これらの一連の施策を実施した結果、ありがたいことに合計で8名の方がご応募をいただきました。noteの記事やSNS、コーポレートサイトをご覧になった方のほか、メンバーからのリファラルでの応募もありました。Zoomを使って複数回の面接を行い、最終的に1名の採用が決定しました。
まとめ
求人サイトや広告にコストをかけるのではなく、知恵を活かして既存のnoteでのオウンドメディアや各種SNS、コーポレートサイト、Zoomを活用することで、自社のリソースを最大限に活かし、募集から採用までのプロセスを完結させることができました。今後も同様の採用活動を行う際は、これらの施策を活用して進めていけると確信していますし、規模の小さな企業でも十分に実践可能だと思います。
最後に、今回採用され、9月からフィラメントメンバーの一員となった関さんに少しお聞きしてみましょう。
QUMZINEを運営するフィラメントの公式ホームページでは、新規事業の事例やノウハウを紹介しています。ぜひご覧ください!