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【検証】モバイルモニタースタンド「WING BINDER」をいろんな端末で試してみた

3月6日からクラウドファンディングが開始された『WING BINDER』「モバイルモニターを縦に置いて使えるモニタースタンド」ということで、NECパーソナルコンピュータとQUMZINEを運営するフィラメントが共同開発しました。mahi-yaにてクラウドファンディングを実施していますが、おかげさまで原稿執筆時点では目標金額の990%を超え、支援者は1300人を突破するなど大人気プロジェクトになっております。

4月末までの支援受付ということで、募集終了も近くなってきましたが、ここで改めて多くの人が気になるであろう「自分の持っているモバイルモニターがWING BINDERに対応しているのか?」についてQUMZINE編集部が独自に検証することにしました。出資を検討されている方はご参考にどうぞ。

なお、一連の検証にはWING BINDERの試作品を使用しています。クラウドファンディングの支援者に実際にお送りするバージョンとは本体中央にケーブルを通す穴が開いていないという違いがありますのでご了解ください。

WING BINDER試作品

複数のモバイルモニターとタブレットで検証!

よく晴れた春の日です。青空テレワークするのによさそうなテーブルを発見したのでこちらで検証していきましょう。

WING BINDERを開いて立てるとこうなります。上のくぼみにモバイルモニターを置き、下のくぼみにノートパソコンを置いて使いますよ。

上段と下段にそれぞれモバイルモニターとノートパソコンを置くためのくぼみがある

上のくぼみは2段階に切り込みが入っていて、モバイルモニターやタブレットがこの切り込みに収まるかが対応・非対応の分かれ目となります。

上段のくぼみは2段階に切り込みがある

ThinkVision M14:リファレンスモデルなので最適

まずはじめに試したのがLenovo ThinkVision M14。WING BINDERの開発時にリファレンスモデルとして想定していたこともあり、快適に設置できます。

ThinkVision M14とThinkPad

余談ですがThinkVision M14はUSB-Cポートを2基搭載し、パワーパススルー機能に対応。ACアダプタ→ThinkVision M14→ThinkPadの順にUSB-Cケーブルで接続することで、ThinkVision M14に給電しつつThinkPadの充電をすることもできます。ACアダプタがそれなりに高出力である必要があるかもしれませんが、これが地味に便利なんですよね。(今回の写真ではACアダプタをつなぐ先がないためパワーパススルー機能を使用していません)

横から見るとこんな感じでモバイルモニターが固定されています。

EVICIV モバイルディスプレイ 15.6インチ ゲームモニター

続いては「EVICIV」というメーカーの15.6インチのモバイルモニターで検証。上記のThinkVision M14を購入前の時期はこちらを使っていました。聞きなれないメーカーかと思いますが、Amazonでモバイルモニターを販売している中国系の企業です。端末が大きく、厚みもあるため、設置時にバランスを崩すとモニターが落下してしまう可能性がありますので十分お気をつけください。一度設置して安定させてしまえば特に問題なく利用できました。

15.6インチモバイルモニターとThinkPad

なお、「EVICIV」以外にも似たようなモバイルモニターはたくさん販売されています。これらはThinkVision M14よりも安価に購入できますが、厚みがあるのが欠点です。また、私が所有しているモバイルモニターはパワーパススルー機能を搭載していないため、モバイルモニターとノートパソコンそれぞれにACアダプターを繋ぐ必要があります。厚みとパワーパススルー機能を考えると、多少値が張ってもThinkVision M14がオススメかなという印象です。

なお、横から見るとこんな感じ。浅い方の切り込みに設置できています。この手のモバイルモニターはマイナーバージョンアップなどで仕様が変更になり、今回の記事で検証したモバイルモニターの寸法とは異なるものが配送される可能性もありますので、あらかじめご承知おきください。

HUAWEI MediaPad M3 Lite 10 WP

続いて、タブレットでも検証してみます。タブレットは「Duet Display」などのアプリを使うことで、サブモニターのようにして使うことができます。所有しているHUAWEI MediaPad M3 Lite 10 WPを試しに乗せてみました。特に問題なくセットできますね。

10.1インチタブレットとThinkPad

10.1インチのタブレットですので、お使いのタブレットが10インチだったらおおよそこれくらいのサイズ感とご認識いただければと思います。

横から見るとこんな感じ。タブレットは2段階ある切込みの、深い方にちょうど収まりますね。

8インチタブレット

参考までに、手元にある8インチのノーブランドのタブレットだとこのサイズ感となります。画面が小さいため、サブモニターとして使うときに、どういった用途に使えるかは考えどころかもしれません。厚みが薄いので問題なく設置できました。

8インチタブレットとThinkPad

iPad 10.2インチ

フィラメントメンバーより、10.2インチのiPadをWING BINDERに乗せたときの写真をいただきましたので掲載します。どこかの旅先で利用しているようで、"モバイル感"を感じますね。iPadも特に問題なくWING BINDERに載せられます。

モバイルモニターの縦置きにも使える?

あるフィラメントメンバーはWING BINDERを用いてモバイルモニターを縦置きさせていました。縦に長い表示を見ることの多い人には役に立つ使用法かと思います。

ThinkVision M14を縦向きに置いている

参考になりましたでしょうか?ご自身のモバイルモニターやタブレットが利用できるかわからず、申し込みすべきか悩んでいた方の参考になりましたら幸いです。注文される方は、クラウドファンディングのプロジェクトページからどうぞ!もっと詳しく仕様を知りたい方も、プロジェクトページからお問い合わせください。

また、いずれのディスプレイやタブレットにおいても、設置するときは、モバイルモニターやタブレット、ノートパソコンなどの端末を落下して損傷させないよう十分にお気を付けください。


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