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教養もムダ知識もインプットしよう!フィラメントの福利厚生についてご紹介します

このメディア『QUMZINE』を運営している株式会社フィラメントは、企業の新規事業創出とそのための人づくりを支援する会社です。新規事業を成功させるために「『面白がり力』強化プログラムワークショップ」をはじめとしたワークショップを行って人材教育をしたり、メンターが新規事業に挑戦しているチームにメンタリングを行ったり、その過程で幅広いネットワークを活用して適切な組織や人におつなぎしたり、新規事業開発のプログラム自体の設計をお手伝いしたりしています。

そうかと思えば、会社の資本金が「89円」だったりして、なかなかユニークなところもあります。

会社が定める福利厚生も、一般的な会社が当然のように備えているものもあれば、多少ユニークなものもあるかもしれません。今回はフィラメントの福利厚生についてご紹介していきますね。

教養だけでなくムダ知識も補助?

まずは書籍や雑誌などの「図書費」です。仕事に関係する書籍はもちろんですが、なんと仕事に関係しない書籍や雑誌、漫画も月1万円以内なら全額補助されます。もちろん紙の本だけでなく個人のアカウントに紐づけした電子書籍も購入可能で、Kindle Unlimitedの契約もOKとのことです。
フィラメントCEOの角は「人生の教えを漫画から得ている」と語り、実際にビジネス関連の資料でも漫画からの引用の数が多数入っています。この補助を実施する背景として「一見、ビジネスとは直結しなさそうでも、面白そうだと思って頭に入れた知識はいずれ何かに役立つ」という考えがあります。また、フィラメントのポリシーには「教養とムダ知識:あらゆることに好奇心とユーモアをもって取り組み、多面的思考を持とう」という項目があり、それを実践するための、いわば「教養とムダ知識補助」でもあります。

なお、フィラメントCEO角は、『Modern Living』、『I'm home.』、『Casa BRUTUS』、『MONOQLO』、『家電批評』などの雑誌をこの補助で購入しているとのことでした。

新聞を購読して自分が持ってない視点を得よう

次にご紹介するのが「新聞購読料」。個人が購読する新聞の費用を全額会社が負担します。電子版でも宅配版でも好きな方を補助されます。今のところ、利用している社員は全員日本経済新聞を購読しているようです。
クライアントさまには、人材教育の観点で幅広く最新の知識をインプットするために新聞購読を推奨していますが、その前にまずは自分たちが読む必要がある、という観点で始まりました。
新聞を購読することで、自分が持っていない視点で書かれた文章を読むことができ、自分の視点を広げることに役立ちます。そのため、ビジネスと直接関連するところはもちろんですが、ビジネスと直接関係ないところも読むことを推奨しています。

フィーカでは、日本経済新聞の読み方が話題に上がりました。ビジネスの面では、「人事情報の面で組織名を見ることで、トレンドがわかる」と言ったメンバーがいました。(近年だと「DX室」という組織が多い、などですね)部署名に漢字の名前を付けることが多い企業、カタカナの名前を付けることが多い企業があるなど発見もあります。「カタカナの名前を付ける企業の方がトレンドに乗るのが早い企業のような気がする」、との話も出ました。

また、「夕刊のコラム欄はアーティストやデザイナーが書いたコラムはビジネスとは関係ない人の目線がわかって面白く、自分以外の感じ方を仕入れるのに役立つ」という声があったほか、「土曜・日曜版の紙面では意外な人が面白い文章を書くということが知れて面白い」などという声もありました。

リモートワーク時の電気代や水道代等まとめて補助

コロナ禍となる前からリモートワークを採用していたフィラメントですが、コロナ禍を機にリモートワークが基本となりました。ずっと家にいると電気代や水道代など、何かとお金がかかります。そこで、毎月1万円をリモートワーク手当として補助こととなりました。

よりよい仕事環境のための必要物品の購入

ノートパソコンをはじめとして必要なものは経費購入として認められるのは当然ですが、リモートワークを行うにあたり、よりよい環境で仕事を行うために必要なものは経費として認められます。

例えば、自宅で使用するオフィスチェア、オンラインWSのオペレーションに使用するサンプラーの機材、自宅用のWi-Fiルータ、オンライン会議で使用するコンデンサーマイクやウェブカメラが実際に購入されているようです。なお、もちろんこの制度は前掲のリモートワーク手当とは別に利用可能です。

整体やマッサージで身体のメンテナンスを

CHROが五十肩になったのをきっかけに作られた「身体メンテナンス補助」。これは毎月累計1000円までヨガやジム、サウナ、整体、マッサージを補助するというものです。これをきっかけに健康増進に役立てる社員も出てきそうですね。

インフルエンザ予防接種も全額補助

インフルエンザ予防接種は任意のものですが、有料なので接種しないと考える人もいます。これを補助することで、社内の健康増進に寄与します。また、将来的にCOVID-19のワクチンも有料化することが見込まれますが、これも補助することを検討しているとのことです。

有給消化促進制度も検討中

社員が有給を使うきっかけをつかみかねていると見られ、有給を積極的に取得するための対策として有給を一定期間で多くとった人を表彰し、副賞を与える制度を検討されています。有給を取得し、休んだり、日ごろ行けないところへ行くことでも、自分の視野を広げるのに役立ちます。

以上がフィラメントの福利厚生制度です。
フィラメントのポリシーに基づき設定された福利厚生制度は、もしかしたら一般的な会社からすればユニークなものもあったかもしれません。「QUMZINEを運営しているフィラメントのメンバーはこういう会社で仕事しています!」ということが伝われば幸いです。


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