見出し画像

ビジネスにおける「2020年までで無くなって欲しいモノ」はやっぱりアレでした

大きな社会の変化があった2020年が終わり、2021年が始まりました。1月7日には東京都などで2度目の緊急事態宣言が出され、まだ「コロナ禍」と呼ばれる時期は終わりそうにありません。

そんな中、QUMZINEでは2020年12月に、「2020年までで無くなって欲しいもの」に関するアンケートを実施しました。多くのご回答をいただきましてありがとうございました。いただいたご回答を、何回かに分けてご紹介していきます。

もうリアルに移動して働きたくない

それではお寄せいただいた回答の中身に触れていきます。
今回は「2020年までで無くなって欲しいもの」の中でも特にビジネス関係のご回答をご紹介。

やはり多かったのは、「ビジネスにおけるリアルな移動」に関することでした。

単身赴任:場所に囚われず働く価値観が普及し、必ずしも転勤が必須ではなくなっていると感じるため。
転勤、特に単身赴任:Web会議で足りるかと思います。
通勤:在宅勤務でランニングしてたら身体の調子が良くなった。
満員電車通勤:同じ時間に同じ場所に一斉に出勤しないといけないという思想が全く無意味であったことが痛感できたためですね。苦痛をも美徳とする考えが薄まればいいなと思いました。
対面での会議:コロナが収まり始めた時期に、一時期リモートで出来ていた会議を再び対面で行うことが多かった。対面の必要性があるものだけ対面する形にしたい。

コロナ禍になって価値観が変わり、一斉に同じ場所に行って働くことが必ずしも重要ではないと感じる人が増えたようです。

そして、通勤がなくなったのは、テレワークができる環境になったのが大きいわけですが、「テレワークのマナー」を新たに作らないで欲しいという意見もありました。

新興のマナー教育及びマナー講師:リモートのマナーなんて不要だ。海外でリモート会議で上座とか存在しない。

そのほかにも、忖度、請求書の郵送、労組向けの残業申請など、旧来の仕事上の諸作業に関しても無くなって欲しいと考えている人がいました。

忖度:全てにおいて無駄です
請求書の郵送:印刷・押印・郵送が手間(涙)。みんなPDFの添付で済ませて欲しいです!
労組組合向けの残業申請:何も生んでいないのに貴重な時間と頭脳資源を奪う

着眼点が面白いと思ったのは、こちら。同じ内容をメールではなくMessengerやチャットツールなどで送るのが普通になれば、こうした枕詞は減らしていくことができそうですね。

メールの「お世話になっております」「お疲れ様です」の枕詞:書く意味がない割に時間のロスだし、上司に対してこれを書かないといけないという変な心理が働くので逆にメールをしにくいのではないか。

こんな回答もありました。

幹部クラスのリアル飲み会:口では自粛全面だが、結局幹部クラスはリアル飲み会をやり、そこで大事な水面下コミュニケーションを継続する。リモート軽視、口だけ働き方改革の傾向全く変わらず。

匿名で密告されておりますよ!コロナ禍は捉えようによっては働き方を変えるチャンスかもしれません。「口だけ働き方改革」にならないよう願いたいものです。

そのほかにも、ビジネス関係では日程調整、上司、タイムカード、副業禁止、全体会議などのご回答をいただきました。

次回は、ビジネス関係以外の「2020年までで無くなって欲しいもの」をご紹介します。こちらもなかなかバラエティ豊かな回答をいただきましたよ。お楽しみに。

アンケートの元ネタについて

最後に、このアンケート企画の「元ネタ」についてもご紹介させてください。QUMZINEでは昨年12月にアドベントカレンダーの企画を行いまして、社内外の多くの方にご協力いただき、12月1日から25日まで全てのカレンダーを無事埋めることができました。(ご協力いただいた方々、ありがとうございました)その中で、crossroadsの若林健一さんからお寄せいただいた記事のタイトルが、「2020年に置いていくもの、2021年に持っていくもの」でして、実はこれに大きくインスパイアを受けたのが今回のアンケートとなっております。(さらにこの記事は某家電メーカーのCMからインスパイアを受けた、との記載がありますね。)社会が大きく変わっているこの時において、「こうなって欲しい」という個々人の希望を感じる良いアンケートとなりました。

次の記事はこちら


テレワークのこだわりについて教えてください

2021年1月に実施しているアンケートは「あなたの、テレワークのこだわり」です。

テレワーク時の機材、自分で新たに定めた日常生活のルーティン、家具、飲食物、運動、仕事と生活の分け方、家族との関わり方、自分ルールなどを、匿名で教えてください。今回のように記事にさせていただきます。締め切りは2021年1月31日までで、ご回答は以下から受け付けております。



QUMZINEの最新情報は株式会社フィラメント公式X(旧Twitter)でお届けしています!