コロナ禍の新潮流!HISのオンラインツアーで世界一周旅行してきた
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コロナ禍の新潮流!HISのオンラインツアーで世界一周旅行してきた

東京都では4度目の緊急事態宣言となり、海外旅行に行くのが難しい日々が続いています。そんな中、活気付いてきたのがオンラインツアー市場。様々な旅行会社がZoomなどのオンライン会議ツールを用いてオンラインツアーを提供しています。また、最近では修学旅行に行けない高校がその代替としてオンライン修学旅行を実施するという報道もありました。
「オンラインツアーなんて楽しいの?」「YouTubeで動画を見るのと何が違うの?」など、気になるところが多々あります。そこで、実際にHISが企画しているオンラインツアーを体験し、その後気になるところをHISオンラインエクスペリエンス本部の担当の方にお聞きしました。
普段はオンラインツアー中のスクリーンショットの撮影が禁止されているのですが、今回は取材ということで許可をいただいて掲載しています。

ご注意:本記事は2021年7月11日に開催されたオンラインツアーを取材しました。そのため、各地域におけるコロナウイルス感染症の状況や社会への影響が現在とは異なる可能性がありますので注意ください。

1,300種類を超えるオンラインツアーが催行中

HISのオンラインツアーは原稿執筆時点(7月27日時点)で1,350件展開しているようです。価格は1000円以下のものから4万円以上するものまで様々。ただ単に国内外の旅行の代わりに行く目的のものだけでなく、実際の旅行の下見、占い、学び、買い物代行、宇宙旅行など、様々なテーマのツアーが販売されています。

そんな多様なツアーの中から、今回は総合人気ランキング1位の『【王道】世界5都市同時中継!世界一周ライブツアー~ハワイ→ケニア→インド→トルコ→ケアンズ~』に参加してみることにしました。

このツアーの売りは、90分で世界の5都市をライブで繋ぎ観光できること。ケニア、トルコ、インド、ハワイ、アメリカ、オーストラリアを現地のガイドが案内してくれます。

当日Zoomに参加してまず驚いたのは、参加者の数が多いこと。Zoomなので参加者数が数字で見られるのですが、100名弱のアカウントが参加していました。参加者でカメラをオンにしていた人は少数でしたが、親子での参加や仲間同士で参加していた方がいたようです。(1つの端末であれば、最大5名で視聴可能というルール)

Zoomで世界とつなぐオンラインツアー

ツアーが始まるとまず日本人の司会の方がオンラインツアーならではの利点についてお話ししていました。世界5都市を回る今回のツアーを実際に実施するとなると、飛行機移動だけで70時間以上かかり、10日以上の日程が必要ですが、今回は90分で周れるとのことです。

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前説明が終わって、最初に訪れたのはインド。ツアーが開催された週末はインド国内が新型コロナによる影響で政府より外出禁止令が発令されているとのことで、事前に収録した動画を用いて案内されました。ガンジス川の近くの散策の動画で、土で作られた環境に優しいコップに入ったチャイを販売している様子や、ガンジス川の水を汲むためのタンクを販売している様子、沐浴についてなど、実際にインドで撮影したからこそ伝わるリアリティがありました。

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動画の後は、現地ガイドの方のご自宅をリアルタイムで写していただきました。牛乳を取るために水牛を飼っているそうです。参加者からチャットでなされた質問にも答えていました。

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続いて訪れたのはケニア。ナイロビ国立公園でサファリツアーに参加します。

実際にリアルタイムで繋いでいるので、日によっては動物が見られないこともあるそうなのですが、参加した日はシマウマ、インパラ、ライオン、サイ、キリンなど、多様な動物をみることができました。

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リアルタイムで繋ぐからこそ、どんな動物が見られるのかわからないというドキドキ感を感じられます。また、現地で直接見るのとは異なり、カメラで撮影するからこそ適宜ズームで見られるのはメリットですね。現地のガイドの方は日本語がとても上手で、様々な質問に答えるほか、見たい動物のリクエストにも応えてくれました。

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次に訪れたのはオーストラリアのケアンズにあるキュランダ・コアラ・ガーデン。
一年中半袖で過ごせる気候で、熱帯雨林の中にある動物園なのだそうです。列車に乗ってここに到着するまでの過程の動画も放映されました。

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まずは2歳のコアラのベルちゃんがお出迎え。

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そのほかにも、ウォンバットやカンガルーなど、動物園で飼育されている動物をみることができました。現地ガイドの方がコアラの触り心地をレポートしたり、餌付け体験をしたりしていましたが、これはバーチャルではなく実際にやってみたいなと思ってしまいましたね。

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続いては年間150万人以上の日本人が訪れるハワイ。今回はワイキキ周辺を散策します。

アメリカでは5月下旬から学校が夏休みになるということで、すでに多くの人で賑わっています。

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コロナのワクチン接種率も50%を超えたそうで、以前は外出時のマスク着用が義務だったそうですが、今はそうでもなくなったそう。実際に多くの人はもうマスクをしていません。こうした海外のリアルな最新情報を知ることができるのもリアルタイムに繋いでいるからこそですよね。ハワイに咲く花やダイヤモンドヘッド、ハワイでよく見られる植物など、時折クイズも織り交ぜながら案内がありました。参加者からは「釣りはできますか?」などの質問もありました。

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最後はトルコ、イスタンブールです。

モスクなど、人気のある観光スポットが多数集まるスルタナメットエリアを散策しました。実際に観光するとなると、車が入れないエリアなので徒歩で観光することになりますが、それでも1日で十分観光できるところにオベリスク、ドイツの泉などの観光資源が集まっているとのことです。

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トルコもワクチンの接種が進み、観光客もコロナ前ほどではないものの回復してきたそうですよ。

トルコ語では王様など大事な人のお墓のことを「トゥルべ」といい、王様のお墓にきてお祈りをする習慣があるそうです。日本で言うところのお寺や神社のような感じですね。

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1つの国につき15分ほどというハイペースで回るということもあり、あっという間に5カ国巡りが終了しました。あっという間で、ちょっと物足りないくらいですが、長くてもダレるかもしれないのでこれくらいがちょうどいいのだと思います。

本編として90分終わった後は、好きな国を1つ選び、Zoomのブレイクアウトルームで質疑応答や観光の続きを15分程度楽しめます。今回はたくさんの動物が見られたケニアを選んでみました。

ケニアのブレイクアウトルームでは、本編で参加者からリクエストがあったキリンが見える場所に移動してくれていましたよ。キリンは1日30分しか寝ずにひたすら食べ続けるんだそうです。

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ブレイクアウトルームで自分が選んだ国を追加観光したら、全ての行程が終了です。

最後に、スクリーンショット機能を利用して現地ガイドと記念写真が撮れる時間がありました。この時に参加者の方がカメラをオンにしていましたが、みなさんとてもいい笑顔でテンションが高そうだったのが印象的でした。きっと、オンラインツアーの内容にも満足していたのだと思います。

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(写真はガイドの皆さん)

バーチャルだけでなくリアルの世界でも旅行の雰囲気を楽しめるのがオンラインツアーのいいところ。お土産付きのプランを申し込んだら、訪問した都市ゆかりのお土産が後日届きます。今回は、ハワイのコーヒーと、チャイのスパイス付き紅茶がオンラインツアーの2日後に届きました。

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非日常を手軽に楽しめるオンラインツアー

今回初めてオンラインツアーに参加しましたが、実際に旅行に行くよりも気軽にリアルタイムでその都市の雰囲気を感じられるのはメリットだと思いました。
コロナ禍でちょっと非日常を味わいたいとか、いずれ旅行で訪れたいと思っている国の雰囲気を感じたいとか、そうしたニーズには応えられていると思います。
また、何らかの理由で海外に行きたいけど行けない人(入院している方や高齢の方)の気分転換にもなると思います。

そして、YouTubeと異なるのは豊富な知識量を持つガイドがきちんと案内をしてくれることです。すでにガイドのノウハウが蓄積されている旅行会社だからこそクォリティの高いツアーがオンラインでも実施できるということなのでしょう。また、チャット欄などから質問や要望を聞いて答えてくれるところは、ただ番組を見るのとは異なる楽しさがあります。

HISオンライン体験ツアーのご担当者の方に気になるところを聞いてみました

ツアーの後、HISオンライン体験ツアーのご担当者の方に、いくつかメールで質問をさせていただきました。

Q. オンラインツアーはいつ頃からサービスを開始されましたか。コロナ禍となってから始まった取り組みなのでしょうか。

A:コロナ禍により旅が出来なくなってしまった、旅行者と観光従事者の絆を構築することを目的に、昨年の2020年4月より始まったサービスです。
Q.オンラインツアーについて、お客様の反応はいかがですか?

A:口コミいただきました、およそ9割のお客様が「満足」と評価いただいております。
体験者数は、10万人を突破しております。(2021年6月末時点)
Q.オンラインツアーに実際に参加してZoomに入ると、思った以上に多くの方のスタッフが関わっているように感じました。1回のオンラインツアーを催行するのにどれだけのスタッフが関わっていて、どのような役割を果たしているのでしょうか?

A:ライブツアー・スキルシェア・ライブコマースをはじめ多種多様なツアーコースをご用意しており、そのコースによってツアー中に関わる人数は変わってきます。日本側のスタッフは、主にMCとして司会進行役となることが多いです。
Q.現地ガイドの方や全体の司会進行を担当される方は日本語や案内の内容、進行能力の質が高いと思いました。やはりコロナ前は現地でガイドをされていて実績のある方がオンラインツアーでも担当されているのでしょうか。

A:はい。その通りです。ライブツアーで現地ガイドを務めるスタッフは、これまで観光地でガイドを経験しているスタッフが行うため、経験豊富な知識・スキルを持ったスタッフが多く在籍しております。
Q.今後、ウィズコロナやアフターコロナと呼ばれる時期になると思いますが、オンラインツアーは今後どうなっていくのでしょうか?

A:オンラインツアーは時間・距離・金銭面・体力面といったあらゆる負担を軽減し、気軽に旅行を楽しめるといった新しい旅のカタチに進化しています。またリアル旅行同様に、他の旅行者と同じ時間に同じ体験をするという不思議な一体感は、心のどこかを揺さぶるきっかけとなると思います。オンラインツアーを通じて、旅の下見としての活用や、旅に行くことが難しい方々にとって、旅行をより身近なものとし、旅行体験人口を増やしていけたらと考えております。

HISのご担当者の方、取材へのご協力やご質問への回答ありがとうございました!



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