noteで読むべき #オープン社内報 はこれ!勝手に「一読の価値アリ」な記事を選びました
noteには「#オープン社内報」と呼ばれるハッシュタグがあります。これはnote公式が設定し投稿を呼びかけているもので、内容としては「『会社の仲間に伝えたいこと』『自分のしごとの社内向け宣伝」などなど」が想定されています。本来社内向けに作られ、社員が読むことのみを想定している社内報をオープンにすることで、社内の雰囲気や価値観、広報したいことなどを社外の読者にも伝えることができると考えられます。
上記記事では、
とあるのですが、我々QUMZINE編集部も独自の切り口で「一読の価値アリ」と思ったすてきな「#オープン社内報」の記事を本記事で紹介しちゃいます。
noteのアカウントを採用目的で作成し、運用されている企業は多くいますが、このQUMZINEのように自社のカルチャーの浸透を目的としている企業もあります。(自社のカルチャーを浸透させることで採用にもつなげていくということもあると思います)そうした、「自社カルチャーの浸透に寄与するような記事」を切り口として、今回はいくつかのすてきな「#オープン社内報」の記事を紹介します。
入社3ヵ月以内の社員が語る、noteに入社してビックリしたこと
社内カルチャーを外部にも浸透させるという点でお手本のような記事がこちらの記事。note社のワークスタイル、社内のコミュニケーションのやり方や価値観など社内カルチャーについてポジティブに伝えています。note社に入って3か月以内だからこそ気づける社内の価値なのかなと思いました。
「やりたいことを先延ばしにする」みんなの理由
誰もが思っている「やりたいことをやれない」ということについて、その理由を社内でアンケートしたという記事。そのアンケート結果とともに、名言などをいくつか引用して改善策の候補となることが述べられ、学びを得られます。社内はもちろん、社外の人にも学びのあることを「オープン社内報」で書くことで、そのnoteのファンが増え、ひいてはその会社のファンが増えていくのではないかと思いました。
あなただから涙が溢れてしまう
浜松市の結婚式場「ル・グラン・ミラージュ」の公式アカウントの記事。結婚式場を運営する会社というだけあって、とある結婚式のスピーチについて臨場感たっぷりに書かれています。自社の事業内容を魅力たっぷりに伝えるエモい記事として、企業noteの公式アカウントらしさを感じました。
私は、「妄想の凡人」だった~妄想彼氏2021~
結婚式場の運営会社のnote記事の後、こちらの記事を紹介することに、特に意図はないのですが、「妄想彼氏」についての記事です。こちらはGMOペパボ株式会社の方のnoteで、GMOペパボのアドベントカレンダーに参加している記事とのことです。妄想彼氏の「師走君」と1年を振り返るという構成で書かれており、2021年に行われたユニークな社員研修やロリポップの20周年記念キャンペーン、HRブログなど、携わってこられた内容をそれとなく周知していく記事で、勢いがあって非常に引き込まれてしまい、気づいた時にはロリポップの各施策について知ってしまっているという非常にうまい記事だと思いました。
コピー会議という名の大喜利で生まれるバナー画像!
グルメメディア「ヒトサラ」のデザイナーの方がアプリで使用するオリジナルバナーについてを振り返る記事。写真もコピーもプロの方が作られたものですが、「発想はいいけどお蔵入りとなった」ものが紹介されています。不採用になったものをなかなか社外の人は目にする機会がありませんから、それだけでも興味深いですよね。画像の下に筆者によるコメントも載せていてこれもまた面白いです。こういうプロの仕事の後ろ側を垣間見れるのがオープン社内報のいいところなのかもしれません。
玄関の位置を日射取得の視点で考えてみる
プロの仕事を垣間見るという意味ではこちらの記事もよさそうです。工務店の住宅コンサルタントの方の記事。建築について多少なりとも知識のある方なら当たり前のことなのかもしれませんが、私のような詳しくない人からすると、「住宅のデザインはこのように決まっていくのかー」という感じで学びがあります。自社の業界では当たり前のことに、独自の思いを付加して記事化するといい記事ができるかもしれないと思いました。
フィラメントのオープン社内報
灯台下暗しすぎて、あやうく紹介を忘れていましたが、QUMZINEを運営するフィラメントもオープン社内報を公開しています。
フィラメントのオープン社内報は「フィラメント週間リポート」として、その週に公開された記事をまとめ、今実施している企画の告知などが掲載されています。まずは最新のオープン社内報を見て読みたい記事を探す、という使い方もできますよ。ぜひチェックしてみてくださいね。
きっとまだまだある、すてきな#オープン社内報
本記事執筆にあたり、#オープン社内報とタグをつけられた記事をいくつか読んでみたのですが、社内向けの文章だったり、広報内容をそのまま載せたり、採用につながるような記事だったりと会社によって本当に多様でした。
今回取り上げたのは、社内の価値観を伝えるもの、社内コミュニケーションを可視化し社外の人にも価値があると思われるもの、事業そのものの魅力を伝えるもの、書き方を工夫して思わず引き込まれるもの。これらの記事を抽象化して自社なりにアレンジすることで、オリジナリティのある素敵なオープン社内報が出来上がるのではないかと思いました。
ぜひこちらからすてきなオープン社内報を見つけてみてください。