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旧来型の社会様式や人を傷つける言葉は2020年に置いていきたい

COVID-19により、様々なところで大きな変化があった2020年は、テレワークやオンライン帰省、オンラインイベントなど、物理的移動を抑えて情報のみが移動する新しいコミュニケーション様式が一気に普及した年と言い換えることもできるかと思います。

QUMZINEでは2020年12月に、「2020年までで無くなって欲しいもの」に関するアンケートを実施しました。多くのご回答をいただきましてありがとうございました。前回は、ビジネス関係で、「無くなって欲しいもの」をご紹介しましたが、今回は、それ以外の「無くなって欲しいもの」についてご紹介します。

差別や誹謗中傷は2020年までで終わって欲しい

コミュニケーションの新しい様式が普及したことを機に、これまでの社会やコミュニケーションのあり方について振り返った人も多くいるようです。アンケートの回答では、社会に存在する差別や誹謗中傷、そして古いままの社会様式が無くなって欲しいと考えた人も多く見られました。

まずは誹謗中傷や差別など、人を傷つける言動は2020年までで終わって欲しいという意見がこちら。

女性差別、女性蔑視、ミソジニー、ホモソーシャル:あまりにも不公平、能力や感性が最初から育たないよう差別されている。医学部入試しかり、就職試験しかり。
バイアス:こうあるべき、これが常識、そんなバイアスに囚われて相手の気持ちに寄り添えなかったり、攻撃的になったりしていた。次の年はもっと寛大になりたい。
誹謗中傷、人を傷つける心、死に追いやる言葉:なくならないと思うが自分がされてみないとわからない、または自分が恐れているからそう動くのかもしれない。
他人の行動とかに興味を持ちすぎること:関係のない人に口出しすることほど誰も得しないことは無いかなと感じたから
意味のない悪口や、SNSでの誹謗中傷:見て良い気がしないし、目的がよくわからないのみならず、少数の人の悪口が真実のようになり、世の中が偏った意見に動く場合があるから。
組織や人と人の壁:自分の事しか考えられない環境を改善しないと幸せにはなれないと思います。

2020年は社会におけるダイバーシティについての議論が多少なりともあったように思います。今回のアンケートはビジネスと非ビジネスである程度回答の傾向が分かれたのですが、非ビジネスの回答の中には、上に挙げたような人を傷つける言動はもう過去のものになって欲しいと思っている人が多くいるような印象を受けました。

旧来型の社会の仕組みも終わりにしたい

次に多かったのが、昔ながらの社会の仕組みも終わらせたいというご回答でした。

現金:現金が必要な可能性が少しでもあるのなら、結局現金を持ち歩かなければならず、キャッシュレスの良さを完全に享受しきれていない現状がもどかしい。
役所文書の縦横書きの文章内混在:よみにくい!
住民票:一箇所に住みつづける時代ではないと思うので。曜日や季節、時間によって住まう場所を変えていくことが当たり前になっていっているので
診察券:病院ごとに管理される意味がわからない。

どの回答も、「なるほど、確かに!」と思ってしまうようなご回答が多かったのではないでしょうか。「現金」に関しては、完全にキャッシュレスな世の中になればスマホ一つでどこにでもいけるものの、現状現金のみしか対応していないところがあり、それがボトルネックとなって結局財布を持っていかなくてはならないというやつですよね。「役所文書の縦横書きの混在」も、様式が法律で決まってるだとかで、なかなか古いものを変えられない事情があるのでしょうが、そろそろ自由に変わっていってもいい気がします。「住民票」についても、言われてみると確かにと思います。リアルな移動が減ったことで場所の概念についても考え直すきっかけになるといいですよね。

お腹の贅肉も2020年までで無くなって欲しい

こんなご回答もいただきました。

お腹の贅肉:出勤がなくなり外に出る機会もなく…気付けば……アッ

テレワークをしていると、意図的に外に出る機会を作らないと、気づけばずっと家の中にいたりしますよね。フィラメントではテレワークでの運動不足解消のためNintendo Switchの『Fit Boxing』がプチ流行していますよ。この記事の執筆者もこれをするためにNintendo Switchを購入したという噂があります。

最後に、こんな回答もありました。

鹿にパンくずや野菜くずを与える人:鹿の健康によくないから

きっと、奈良にお住まいの鹿を愛する方からのご回答なのだと思います…。
くれぐれも、奈良公園では鹿せんべい以外は与えないようにお願いします!

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次回は、同じタイミングでお尋ねした「2021年から大事になっていくと思うモノ」をご紹介します。皆様は今年からは何を大事にしていきたいと考えているのでしょうか。お楽しみに。

テレワークのこだわりについて教えてください

2021年1月に実施しているアンケートは「あなたの、テレワークのこだわり」です。

テレワーク時の機材、自分で新たに定めた日常生活のルーティン、家具、飲食物、運動、仕事と生活の分け方、家族との関わり方、自分ルールなどを、匿名で教えてください。今回のように記事にさせていただきます。締め切りは2021年1月31日までで、ご回答は以下から受け付けております。


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