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緊急事態宣言明けの今、行きたい!香川県出身者が改めて美味いと思った香川のうどん屋4選

いよいよ緊急事態宣言明け。少しずつ街に人が戻ってきて、コロナ前のように旅行ができるようになるのもそう遠くないような気がしてきます。今回は香川県出身である編集部メンバーが、最近改めて訪れ「美味い」と思った香川県内のうどん店をご紹介します。香川県へ旅行に来られた時は、ぜひご参考にされてください。

突然ですが、あなたは、
・あまり人が知らない情報を(レア)
・情熱的に(パッション)
・こと細かに(ディティール)

語れるものはありますか?

香川県高松市出身の筆者は幼き頃から食べていた「讃岐うどん」がそれにあたります。

讃岐うどんの特徴といえば、麺のコシの強さ。「硬い」のとは違い、シコシコとした強い弾力があります。次にコストパフォーマンス。小麦の価格上昇により、昔に比べればだんだんと単価が上がってきましたが、15年ほど前はかけうどんを90円で出している人気店もありました。安くて美味い、それが讃岐うどんの魅力です。

ただ、通っていると段々とわかってくることもあります。まず時間帯について。多くのうどん店ではラーメン屋のように注文ごとに麺を茹でず、麺を茹でてある程度の時間取り置いているところが多いため、混雑していない時間帯に行くと全然コシのない麺が当たってしまうことがあります。昼時の混雑したタイミングが一番良いコンディションの麺が出てきます。

また、製法を変えたり、メニューが一新されたタイミングでかつて「名店」と言われていたところも美味しくなくなったり、値上げによって魅力を感じなくなってしまったりすることもあります。そもそも香川のうどん店の全てが美味しいわけではありません。そこで今回は2021年現在にオススメしたいうどん店を4店舗集めました。あくまで筆者が最近行った店ベースで選んでおり、このリストに載ってないからといって美味しくないというわけではありませんのでご注意ください。

さか枝 春日店

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香川県庁付近にある老舗の名店「さか枝」の3店舗目のお店です。讃岐うどんで主流のセルフサービスで、麺のコシもあり定番の美味しさです。ここ春日店はネギや生姜といった薬味の他にワカメもセルフで入れることができます。価格も手頃で、地元の人がよく通うお店として親しまれています。

また、時間帯によっては注文時にちくわ天を揚げたての指定で注文することも可能。トレーの近くに置いてあるブックエンドが番号札になっていて、それで注文できますよ。ユニークなサービスですよね。

もり家

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2015年にNHKプロフェッショナルでも特集された「もり家」は高松空港近くにあります。セルフサービスではなく、一般的な飲食店同様座席で注文するスタイルです。讃岐うどん店の中ではやや高価な路線の店ですが、大きなかき揚げや立派なエビ天はなかなかのインパクトがあります。

高松空港の近くということもあり、なかなかそこを目指さないと行きづらい場所にありますが、それでも人気店だけあって多くの人でいつも賑わっています。

ちなみに、もり家は東京にも支店があります。場所は浜松町駅の近くですね。私は行ったことがないので味の評価はできませんが、香川の本店と同じようなクォリティなら行く価値はあると思います。

空海房 

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同じく、高松空港近くにあるのが「空海房」。こちらはセルフサービスの店舗です。店内で一番目につくのが「空海の泉」と呼ばれる独自ブランドのミネラルウォーター。地下230mから汲み上げた水を飲料水として提供しています。香川大学医学部教授の名前入りで「血圧を下げる効果が見受けられる」と説明も書かれています。

こちらもコシが強く感じられ、讃岐うどんの特徴を存分に味わえます。出汁もすっきりとしていて、みずみずしさを感じます。また、麺は300gと、通常のうどん店よりも多いので、注文時にはサイズに気をつけましょう。写真にも写っているとり天も人気です。

山田家

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最後は「うどん本陣 山田家」。香川ではあまりにも有名なうどん店です。讃岐うどんと天ぷらに加え、押し寿司、しょうゆ豆もついている写真のざるぶっかけ定食がオススメです。

もちろん地元の人も訪れますが、どちらかというと県外の人をもてなすために連れてくるイメージがあります。讃岐本店は約800坪の敷地の屋敷で、登録有形文化財とのこと。連休には多くの県外ナンバーの車が駐車場に停まります。

店からは綺麗な庭が見られる席もあり、非常に雅な気分でうどんを味わうこともできます。

「もり家」同様価格は一般的なうどん店からすると高めな気がしますが、この綺麗な庭や全体的なホスピタリティなど、十分それに見合ったものとなっています。

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終わりに

地域住民に愛されるお店、おもてなしに使いたい店など、うどん店もいろいろあります。今回は2店ずつ紹介しました。他にも有名人が多く訪れる店やとにかく麺が硬い店(ラーメンの硬めを好む人には良いのでしょう)など特徴的な店はまだありますが、今回掲載したのは県外の人にオススメできる、讃岐うどんとして安定した美味しさの店ばかりです。やや高松市の東部に偏っているのですが、それは筆者の実家がその辺りであることによります。幼い頃よく行っていたうどん店が複数閉店したり、逆に新たな店の開店を聞いたりと、「行くべきうどん店」は日々更新されていますが、現時点でお勧めする店はこれらとなっています。ぜひご参考にされてください。

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このワークショップでは、
・あまり人が知らない情報を(レア)
・情熱的に(パッション)
・こと細かに(ディティール)
語れるものを参加者同士で自慢します。「讃岐うどんについて語れる」もまさにこれです。「面白がり力強化ワークショップ」の詳細についてはフィラメント公式ウェブサイトをご覧ください。

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